クロレラビーズの活用 ― 愛知県内 農業高校 ―
愛知県内の農業高校の生徒さんは、チクゴ株クロレラを固定化したビーズを作成し環境浄化に役立つことを示しました。また、この研究は、2001年に日本環境学会の高校環境化学最優秀賞(松居記念賞)と財団法人ソロプチミスト日本財団環境貢献賞を受賞されました。
このクロレラビーズは汚れた水を浄化する能力があり、メダカと共存させると飼育水がクロレラビーズによって浄化され、きれいな環境で飼育を継続することができるそうです。
生徒さんおよび、ご指導された先生の依頼を受けてその研究にチクゴ株クロレラを使用していただきました。
クロレラをはじめとする微細藻類は、池、湖、水溜り、川など身近に存在して、自然の環境浄化に役立っています。
チクゴ株クロレラを固定化したビーズのバイオリアクターを作成することよって、微細藻類による自然の環境浄化の役割が体験でき、環境保全に関する認識も深まることが期待されます。